今週もいい天気。青空が広がる。
こんな秋の天気に恵まれた日は、やっぱり白嶽だ。
しかし、この天気、白嶽は賑わっているかも。
しかも土曜日、韓国人登山客であふれているかも。
楽しみな反面、ちょっと心配も抱きながら、登山口に向かう。
登山口に着くと、およよ、車はなし。韓国人登山客の気配もなし。
なんと、一人の静かな登りとなりそうである。
数日前の雨で、沢にはほどよい水が流れ、近くの音、遠くの音がほどよく耳に届いてくる。
いつもは水が少なくて渡れる箇所は、水がつまってたまりができている。
丸木を渡ろうと思うが滑りそうなので、少し上流の石を渡る。
風はあまり吹かず、歩くと汗が噴き出してくる。
先週、土日とも歩いているので、なかなか歩きの調子がいい。
気づくと西岩峰まで50分。
誰もいない山頂は、爽快爽快。
風もほどよく、ずっとたたずんでいられそうだ。
今日は時間もあるので、誰かが来るまで山頂を占領しようと心に決める。
先週よりも霞が濃いが、雲は水平線に乗っかるように広がるだけで、
頭上には青い空が広がる。
あまりにぽかぽか陽気なので、だんだん眠たくなってきた。
西岩峰のまん中に寝転がってみる。
西岩峰の岩の窪み、これが体にぴったりフィットする。
腰のあたりがへこみ、頭のあたりはちょうどよい盛り上がり。
寝転んでみると、びっくり。
自分より高い場所は青い空、目の前はどこまても続く碧い宇宙空間。
すうっと、吸い込まれて、宇宙とひとつになるような気持ちよさ。
青に包まれているとまたまた眠くなり、しばしうとうと。
宇宙の恩恵を一心に浴びているような至福の時。
とっ、下の方で足音がする。静かな歩み。
んっ、消えた。
白嶽神社にでも行ったか。
しばらく時間をおいて、再び足音。
こっちに向かって来る。
白嶽に慣れた単独者。
もしかして・・・
体を起こして待つと、やはりyashiさんだった。
どれだけぶりだろう。
久しぶりに会うと話が弾む。
yashiさんがコーヒー豆を挽き、コーヒーを入れてくれた。
青空広がる、そよ風の白嶽山頂で、挽き立てのコーヒーを頂く。
このコーヒーがうまい。
yashiさんから、厳原老舗の菓子屋の甘いお菓子を頂く。
ブラックコーヒーに甘い和菓子がこれまたベストフィット。
まさに、宇宙に抱かれた、秋の山頂 野点(のだて)のひととき。
なんという贅沢。
こうなれば、誰か来るまで山頂でゆっくり過ごそうと決め、
yashiさんと話を楽しむ時間が過ぎていく。
この日の白嶽は奇跡的に誰も上がってこない。
気づけば二人で3時間。
二人でまたまた話をしながら下山。
楽しい白嶽だった。
しかし、山頂3時間はしっかり日焼けもしており、下山後は睡魔に襲われた。
先週に引き続き、山の仲間はいいなあと思わせてくれる白嶽の山歩きだった。
山頂のyashiさん
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