歩くことが楽しくなる稜線。癒される道が続く。
今週も御嶽方面へ。
前日の夜が所用で遅くなったので、朝早く起きれず、
一番近い登山口の御嶽に行くことにする。
御嶽登山道に着くと、それほど寒さは感じず、いい天気。
これは、冬場の病気が出そうだ。
冬場の病気というのは、藪道に突入したくなる病気である。
地形図で見ると、御嶽登山口近くから、平岳に登山道の表記がある。
たぶん廃道になっているのだろうが、試してみたくなった。
車を停め、しばし地形図とにらめっこ。
まあ、行けるところまで行こうと歩き出す。
車も入れそうな道があるのだが、地形図を見ると、違う谷に道が書いてある。
きれいな道を外れ、川をぬって谷道に入る。
が、道がない。まったくの谷である。
しかし、地形図からわかることは、
この谷をしばらく進み、急登の谷を詰めあげて、尾根近くに登り、
その尾根をたどって、一回下り、急坂を登り切れば平岳・・・のはずである。
歩いてみるが、道はだんだんせまくなり、見渡す限りの倒木となる。
このまま、倒木をぬっていく気も次第に失せてきた。
なんせ一人なので、あまりに危険な道は避けないといけない。
とりあえず今日は撤退である。
いつか、また詰めてみよう。
そのあとは、御嶽登山道に戻り、歩きやすい登りをゆっくり登っていく。
今日は御嶽の前に、平岳を目指すことにする。
平岳への稜線は、地形図を見るとまったく平坦のようなのだが、
地図にあらわれない10m以下の起伏を何度かくり返す。
息が上がるほどでもなく、ゆっくりと風や林の音を感じて歩ける道である。
平岳に着いて、一端ドウ坂方面に下り、登り返す周回コースを楽しむ。
誰もいない道、シカが何度が姿を見せ、林の響く声を聞きながら歩いていく。
平岳から御嶽を目指す。
御嶽に着くとぽかぽかと陽の光が暖かい。
気温は高くないが、日射しは春を感じさせる。
ふと気づけば梅のつぼみも花を咲かせ始め、
ところどころに春を見つける山の様子となった。
春よりも冬が好きなので冬への未練がつのる下山路となった。
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